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薬剤師の勉強ができる場所

薬剤師養成課程のある大学ランキング

薬剤師になるためにはまず薬学部のある大学に入学をする必要があります。
薬剤師養成課程には二種類あり、6年制の課程がある大学に行く場合と、
4年制の薬学部を出てからもう2年大学院に進んで必要な単位を
取得するという方法があります。

しかしあとから大学院に入るとなると進学のための試験も必要ですし、
一時学校で課程が中断することになるのでやはりストレートで
薬剤師試験合格を目指すなら6年制課程のある大学に進学をするのが一般的です。

薬学部のある大学は全国各地にあり、偏差値や
国家試験の合格率、入学時の倍率などがかなり異なってきます。
現在居住している地域にも関係してきますが、やはり大学を選ぶならば
将来の資格取得や就業にできるだけ役立つ学校にしたいところです。

全国にある大学のうち特に人気のある薬学部は主に関東地域にあり、
入学のために高い倍率をクリアしなくてはいけなくなっています。
選び方はいくつかありますが、中でも特におすすめの大学や学部について
以下に説明をしていきます。

偏差値で選ぶハイレベルな薬学部

まずよりハイレベルな薬学を学校で学びたいなら、偏差値が
高い大学の薬学部がおすすめになります。日本全国にある薬学部の中で
最もレベルが高いとされているのは「慶応義塾大学薬学部」です。

慶応義塾大学の薬学部は2008年より共立薬科大学と合併しており、
慶応ブランドに恥じない教育内容と国内最先端の医療・創薬の技術を
学ぶことができるようになっています。

偏差値の高さということで見ていくと、他には北里大学や星薬科大学なども
ハイレベルな薬学部として人気が高い大学になっています。

しかし薬学部の場合、医学部のようにネームバリューのある大学だから
就職に有利というわけでもありません。むしろ薬剤師としての資格が
確実にとれる大学の方が就職の際には有利に扱われることが多く、
新卒で内定者がきちんと資格を取得できるかどうかといったところに
企業は注目をしていることがわかります。

薬学部の場合、それほど大学の偏差値は高くなくとも
かなり高い数値で国家試験合格率を誇っているところがたくさんあります。
ですので無理をしてハイレベルの薬学部を目指すのであれば、逆に無理なく
入れる資格に強い大学に進路を変更してみるというのもよい選択となります。

試験合格率の高さで人気の大学

薬剤師の勉強ができる大学の中でも、特に人気が高いのが「明治薬科大学」です。
「明治薬科大学」は卒業者の満足度も非常に高く、薬剤師国家試験の合格率も
他の学校を大きく引き離す優秀さを維持している学校です。

薬学部や薬剤師業界ではかなり有名な大学なのですが、一般の人にとって
少し知名度が劣るというのがちょっとしたネックになってきます。しかし単に
資格合格率が高いというだけでなく、過去には有名な薬剤師出身の会社経営者や
研究者を輩出している名門校でもあるため、ずっと薬剤師を続けていくなら
この学校に入れば間違いないというふうにも言えます。

同様に過去の実績で人気があるのが星薬科大学や横浜薬科大学です。
いずれも関東近郊にある大学ですが、キレイで使いやすい学校施設や
過去に有名な研究者を輩出しているということから教育システムも
充実しており毎年多くの薬剤師志望者が受験しています。

海外の学校にも存在する薬学部

ちなみに、海外にも多くの学校で薬学部や医学部があり、留学という形で
薬剤師を道を歩み、国際的に働ける薬剤師を目指す学生も居ます。とりわけ
米国は日本と同じく、薬学部も6年制の授業で、英語が必須という点を除けば
最先端の薬学を学ぶことが可能です。

高校生がアメリカ留学を行う方法は、支援する学校や機関によって様々ですが、
日本人学生受け入れ制度を導入している学校を選べば、支援を受けながら
先輩や同期の人にも恵まれやすいというメリットが得られるでしょう。
いずれの方法を選択するにしても、自身が将来どのような
薬剤師になりたいかを考えながら選ぶ必要があります。

参考:http://www.ncn.ac/