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パソコンを触る女性

電子薬歴の入力

電子薬歴入力に入れ替えがされました

「電子薬歴」とは、医師から患者さんに出された処方箋の内容にもとづき調剤薬局が電子的に登録をしてデータベースとして管理することを言います。
データベースに入力をしておくことで再度薬を出す時の参考にしたり、指導の仕方に生かしていくことができます。

従来まではこの薬歴は書類で管理をされてきたのですが、情報量が増えたこととより迅速に患者さんの情報を利用できるようにと電子的に入力することが促進され現在ではほぼ100%の調剤薬局で作業が行われています。

この電子薬歴入力は2015年に急激に一般化し、大手調剤薬局が全国の店舗で大規模なシステム導入をしたことで一気に普及していきました。
これは大手薬局チェーンが薬歴未記載をしていたことにより、診療報酬の誤支払を受けていたということが問題になったためです。

タッチタイピングにより効率化が進む

導入してまだ間もない電子薬歴入力ですが、幸いなことに既に全国規模のデータベースシステムは医療機関などで導入されてきたものがあったので、それほど違和感なく多くの調剤薬局で利用ができるようになっています。

中でもキーボードによる入力ではなくタッチタイピングができるタイプのタブレット機器は大変便利と評判で、あらかじめ項目を定めておくことにより簡単なチェックをすることで自動的に薬歴入力ができます。

これは実際の調剤のあとでまとめて入力をするよりもずっとミスもなく、患者さん本人の様子を直接確認しながら記録ができるという大きなメリットがあります。